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種の入手法
種の多様性の存続問題と自家採種に関しては「世界の種」も参考に。
種は手頃な園芸店で買ったりしてももちろんOK。ふつう地域に根ざした種が丈夫で育てやすいけれど、外国の品種にも丈夫な野菜・栄養価の高い野菜もある。これらはオンラインで種が買える良質な種業者の一例。あくまで参考まで。
「カタログのカタログ」種のカタログを1,751冊、オンラインサービスを208ヶ所網羅しているデータベース。 http://www.mertus.org/gardening/
「ICanGarden.com」カナダの園芸カタログのリスト。 http://www.icangarden.com/gardcat.htm 自家採種の手引きや種にまつわるその他の情報記事はこちら。 http://www.icangarden.com/Special_Interest/seedarticles.htm
イギリスの有機農研究所HDRAが販売する有機種のカタログ。非政府機関としてはヨーロッパ最大の種バンクを運営し、伝統的品種や希少品種など商業販売されていない種も扱っている。オンライン購入もできるけど、無料郵送してもらったカタログを見るのも楽しい。 http://www.hdra.org.uk/catalog.htm
アメリカ・メイン州に有機農認定された独自の研究所をもつ「Johnny's Selected Seeds」は古い種の保存とともに新しい品種の開発にも積極的。無料郵送してくれるカタログには1,200種類もの作物がある。野菜、薬草、ハーブ、花卉など。 http://www.johnnyseeds.com/
「Territorial Seed Company」膨大な種類の野菜、ハーブ、花卉の種を扱うアメリカの種会社。オンライン・カタログから購入もでき、ホームページには育て方の情報も掲載してある。 http://www.territorial-seed.com/
「Seeds of Change: Certified Organic Seeds, Bulbs and Food」 先祖伝来の種から伝統的在来種、薬草、原種など、種の多様性を豊かに保つために1987年に設立された「Seeds of Change」は、有機農業者の間で人気の種会社。1,500種の認定有機農作物の種をオンライン・カタログで調べることができる。 http://store.yahoo.com/seedsofchange/
「seedman.com - 世界中からの種」 世界中の家庭農園や植物研究所・大学向けに世界中の種を販売している家族経営の種会社。伝統種、自然受粉させた野菜、養蜂用の種、聖書にでてくる植物の種、中国・日本・韓国の野菜炒め用、漢方薬の植物、ハーブ・ティー向け、薬用植物に癒しの植物などなど、世界中の野菜・樹木・花卉の種を扱う。ホームページでは各種カタログを調べたり、検索エンジンで検索も可能。 http://www.seedman.com/ 関連会社の「Chamberland Enterprises-Seeds」 http://www.seedman.com/WP/Chamberland.html
「(多年生野菜の種会社)Perennial Vegetable Seed Company」 近代農業が繰り広げられる中、毎年の収穫システムに合わない多年生農作物は食用として軽視されてきた。でも、手間もかからず問題も起こさず、数年続けて収穫が得られる多年生野菜も便利な物。長年交配されてきた種から野生種に近い物まで多年生農作物は種類も豊富。 http://www-unix.oit.umass.edu/~trf/pvsc99.html
切っても切っても生い茂るたくましいミント | ハーブの種「Richters Herbs」 薬用、料理用、アロマセラピー向けの苗や種をあつかう。ホームページはハーブに関する情報が満載。ニュースレターの「Richters HerbLetter」をメールで購読することもできる。 http://www.richters.com/
「Herbin' Center Greenhouse and Nursery」 同じく薬用、料理用、アロマセラピー向け、そしてハーブティー用など。オンライン・カタログからハーブティーを楽しむための設計、ハーブに関する原稿や本など。 http://users.townsqr.com/herbin/index.htm
香港で種を買うには 大都会香港にも昔ながらの小さな種屋さんが細々と店を開いている。地下鉄の上環駅を降り、西に向かって以前は海岸で活気あふれる市場町だったConnaught通りを少し歩いたところにある三軒の店。菜心(チョイサム)や芥蘭(カイラーン)、白菜(パックチョイ)など、おじさんが小さな袋に量り売りしてくれる。私たちのお気に入りは日本でヒユと呼ばれたエンチョイ。香港の暑い真夏日に他の野菜がダウンしているときも、エンチョイだけは元気に育っておいしい青菜をたっぷり食べさせてくれた。 |